"F-35"

Aerospace

F/E/A-18 ミッション能力80%達成 

米海軍(USN)のボーイングF/A-18E/FスーパーホーネットとEA-18Gグロウラーは、昨年ミッション遂行能力は約50%でしたが、昨年9月のマティス前国防長官が各軍の戦闘機稼働率に関して求めていた、80%のミッション遂行能力を越える事が出来たと米海軍は伝えています。これにより343機のF/A-18E/Fスーパーホーネットと95機のEA-18Gグロウラーがミッション遂行能力を備えた状態となります。
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地上設置型JPALS 1時間半で設置可能

レイセオン社ニュースリリースより)  レイセオン社は最近、メリーランド州パタクセント・リバー海軍航空基地にて航空誘導システム「JPALS-Joint Precision Approach and Landing System(ジェイパルス)」の陸上設置型遠征バージョンの迅速なセットアップデモを実施しました。 JPALSはGPSとUHF波を使用した着陸システムで、あらゆる天候や地上のコンディションで航空機を正確な着陸に誘導します。
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レイセオン社は新型中距離空対空ミサイル「Peregrine」

レイセオン社は新型中距離空対空ミサイル「Peregrine」を発表しました。 この開発中の新型ミサイルはAIM-120 AMRAAM中距離空対空ミサイルの射程を有し、スラストベクター制御によりAIM-9X サイドワインダー短距離空対空ミサイルの機動性をもつミサイルのようです。
Adaptive Engine

Adaptive Engine – アダプティブ・エンジンについて

数年前から開発が進められている新しいスタイルのエンジン「Adaptive Engine」ーアダプティブ・エンジンに関してメモ。 なんぞや?どんな仕組み?(ターボファンエンジンの基本的な仕組みをご理解の上で) 搭載されるとどんな性能向上が? なんぞや?どんな仕組み?  アダプティブエンジンは、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで機能します。 これはこれまでのターボファンエンジンには無かった新たなエアフロー経路をエンジンに設けて、クルーズモードで飛行しているときに、この3番目の経路を開くことにより、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで可能となります。 コアのエアフローとバイパスのエアフローに加えて、この3番目のエアフローは、推力を発生させるエンジン効率を高め、エンジン内の新しいヒートシンクともなります。 その結果、エンジンは、ある状況ではターボジェットのハイパワーを発生させることもでき、クルージング時には高バイパス比のターボファンエンジンの燃焼スタイルに変更することができます。
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F-2後継次期戦闘機 「事項要求」で開発費計上へ

19年度予算に続き20年度も研究費の計上のみになるというニュースが流れたり、見送りとなるようなニュースも6月末にありましたが、2019年8月21日付けのニュースで、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継機開発費を2020年度予算案に計上する方向で最終調整に入ったとありました。開発費は概算要求では金額を示さない「事項要求」とする見通しで、年末の予算編成までに機体の概念をまとめ、金額を算定するようです。(以前のニュースで、開発費は現時点で総額1兆5000億円以上と見積もられている。とありました。)
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米国 台湾にF-16V戦闘機を売却へ

米国務省は台湾に最新型のF-16V戦闘機66機、80億ドル(約8500億円)相当を売却する方針を固め、議会に通知して手続きを進めているニュースに関してメモ。 F-16「V」はF-16戦闘機シリーズの中で最新モデルです。(詳しくはWikipediaを。。。) 既に保有している144機のF-16と合わせ、将来的に210機を配備できることになります。
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新型空対空ミサイル – AIM-260 Joint Advanced Tactical Missile – (JATM)

米軍のAIM-120 AMRAAMミサイルよりも射程があり、中国が開発したPL-15ミサイルに対抗する目的のようで、2021年にテストを行い、2022年には運用開始を目指しているというものです。 正式には”AIM-260 Joint Advanced Tactical Missile” - (JATM)となっています。 念頭にある中国が開発した「PL-15」は、AIM-120 AMRAAMと比較しても遜色ない性能で、有視界外から発射が可能で、発射されるとマッハ4に到達して150kmの距離の標的と交戦する能力を有しており、米軍は自軍へアウトレンジで攻めることができる相手へ対抗する必要があります。 このため、ロッキード・マーティンが極秘裏に開発しているのが、今回、その存在が初めて公に発表された「AIM-260」です。
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Kratos XQ-58A 2回目の飛行成功

アメリカのKratos社のXQ-58Aが、2度目のフライトを無事に終えたようです。6月11日に行われ、飛行時間は71分間でした。(Yuma Proving Grounds, Arizona.)(3月初飛行時の記事)全5回計画されている飛行試...
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パリ・エアショー2019

第53回パリ・エアショー(The 53th Paris Air Show )が2019年6月17日(月)から6月23日(日)までの1週間、フランス・パリ郊外のル・ブールジェ空港で開催されます。隔年で開催される航空宇宙機器の見本市で、エアバス、ボーイングをはじめ、航空機メーカー、関連企業などが多数、出展します。 日本企業からは、前回(2017)同様にホンダジェットや川崎P-1、初出展は川崎C-2となっています。エアショーでの展示機体に関してはエアショーのホームページから機体のリストをダウンロードできます。
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電子戦機(2) – 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力

←(最初の記事「(1) – EA-18G Growler Block IIアップグレード」に戻る) (2) - 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力 ー電子戦攻撃機の今後ー 米海軍が取得するEA-18G グラウラーは当初90機でしたが、空軍が陸上配置の電子攻撃機の採用を見送ったため、160機を海軍が用意する結果になりました。 過去10年以内に配備されたということもあり、海軍機の中で機齢も若く、5000時間以上の飛行時間を各機体が有していると見られますので、Block IIへのアップグレードは確実に行われるものとみられます。しかし、その後に関しては不透明です。 この電子戦攻撃というコンセプトも、味方、敵両サイドのテクノロジー進歩で、非ステルス機で有人電子戦攻撃機であるEA-18Gグラウラーの必要性と能力に関して将来性に疑問符がつきます。その主な要因として: ・ F-35の出現 ・ スタンド・オフ兵器の導入 ・ 高出力化 があります。