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787

ボーイング第3四半期決算と787生産レートダウン

ボーイング社が23日発表した第3・四半期決算報告では737Maxの運行停止&引渡し停止が長引いていることから全体として53%の減益となっています。民間機部門が41%減となっています。防衛関連は1.5%の増加で、これは衛星やT-7Aジェット練習機の販売の影響です。これ以外に防衛関連が昨年に比べて好調なデータとなっている理由は、安全性の確認のため陸軍の受入停止を受けていたAH-64Eアパッチ 攻撃ヘリの受入再開や、9月までにFOD問題で受領停止していたKC-46Aタンカーを米空軍へ納入した事が挙げられます。  B787に関して、生産レートを現在の月産14機から12機へと減産するようです。レート変更は2020年度中に開始し、2年間とみています。