ボーイング 777X貨物機ローンチ 777-8 Freighter

Boeing 777-8F and 777-9F Photo: Boeing

 ボーイングは現地時間1月31日、次世代大型機777Xをベースとした貨物機「777-8 Freighter」をローンチしたと発表しました。ローンチカスタマーはカタール航空で、納入開始は2027年を予定しています。
 カタール航空は34機(確定発注)16機(オプション)となっています。カタログ価格で総額200億ドル(約2兆3022億円)超となり、ボーイングの貨物機では最大の契約。また60機発注済みの777Xのうち、20機を777-8Fに変更します。

 777-8Fは、2機種ある大型旅客機777Xのうち777-8をベースにしたもので、航続距離4410miles(8167キロ)、胴体長70.9メートル。米ワシントン州シアトル近郊のエバレット工場で生産され、日本の製造分担割合は、現行の777と同じ主要構造部位の約21%となります。
 ボーイングによると、エンジンを2基搭載する双発機としては最大で最長距離。最大積載量は118トンで、エンジン4基の747-400Fとほぼ同等の積載量となるほか、燃料効率と排出ガス、運航コストを25%改善されます。
 エアバスも大型機A350の貨物型「A350F」を開発すると2021年11月に発表ましたが、こちらはペイロードは最大109トンです。A350Fはシンガポール航空が2025年に就航させる見通しです。エアバスA350Fは航続距離がMAXペイロードで5,400milesとあり777-8Fの5,100milesよりも優れていますが、ボーイング777-8FはMAXペイロードよりも10トン程搭載量を減らして飛ぶため、A350Fのペイロードと同条件でさらに長い距離を飛ぶことができるとしています。