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ボーイング次世代機 NBA – Next Boeing Airplane

 ボーイング社は787 の生産ラインをサウスカロライナに移動する可能性が大ですが、そうなるとエバレットの余った施設で新型機の開発&製造を行うという流れが予想できますが、ボーイング次世代機NBA – Next Boeing Airplane はどうなるのでしょうか?メモってみます。

・NBA – Next Boeing Airplane
・NMA Liteとは?ローンチするならいつ頃?EIS?
・FSAとは?ローンチするならいつ頃?EIS?
・NMA LiteとFSAを同時期開発?リスクは?
・EmbraerとのJV(Joint Venture)解消 検討再開の可能性は?
・MHI三菱重工とのパートナーの可能性は?

ボーイングは商業飛行(EIS)開始時期が2030-2033年辺りの新たな機体を必要としています。ということはその5-7年前くらいにプログラム・ローンチ 開発開始する必要があります。実際、今はそれ以上の期間を新型機開発にかけていますが、新たな製造方法でこの開発期間を6年前後で達成できるようにするのがボーイングもエアバスも目標としているのが、次世代機開発の大きな目標で、製造方法もそれを実現できるようなプロセスを採用するため研究が進められています。もちろん、エンジンメーカーがこのスケジュールにあわせてエンジンを開発してくれるかというのもありますが、、。

NMAに関して、当ブログで沢山記事を書きましたが、次期NBAの機体となるのはもう少し機体規模が小さなNMA Liteと一部の方々の間で呼ばれている機体となるのでは?と言われています。この機体は180〜250席のサイズで副通路の機体です。この機体を2030-2033年辺りに投入するには、2023〜2026年辺りにローンチする必要があります。(新規開発はこれ以上の時間が絶対かかると思いますが、、、)

そしてもう一つFSAと呼ばれる機体も可能性としてあります。これはFuture Small Airplaneの頭文字を取ったもので、737MAXの後継と考えて良いかと思います。およそ100〜150席のサイズの機体です。対抗機種はA220となり、737-8の客席数に近いサイスです。しかし、この機体サイズはボーイングが新規開発するのではなく、本来今年春に消滅したEmbraerとの共同開発としEmbraer主導で行なった場合の時の話題だった可能性もあります。(もしくはMHIと組んでSpaceJet M300となる可能性も。。。)COVID-19が収まればBoeingとEmbraerのJVも復活する可能性もありえます。

NMA LiteとFSAを2機種同時に開発するというのは?です。ボーイングは787と747-8を同時期に開発したことで大変苦労した経験があり、2度同じことをするでしょうか?今でも777XとKC-46Aの開発で時期が重なり苦労しています。ただ、このNMA LiteとFSAは同時期にボーイングが投入したい機体ではあります。737-7が開発中ですが、ニッチな機体で737-8を短くした機体ですが、設計にかなり無理があると言われています。COVID騒ぎの前でさえ70機ほどの受注にとどまっている機体です。が、EmbraerとのJVが解消された為、E-Jet E2で抑えたかったマーケットをボーイングは737-7もしくは、新たな機体開発(FSA)でエアバスA220に対抗する機体を用意する必要があるわけです。

それではFSAを作るとした場合、いつ頃にローンチする必要があるのでしょうか?ローンチからEISまで5〜7年かかるとして、FSAのコンセプトは2020年代半ばにははっきりしておくべきでしょう。737をいつまで作るか?と関係してきますが、737の胴体を製造しているSpirit AeroSystems社は737の製造に関してボーイングと2033年まで契約があります。延長される可能性もありますが、現在の飛行停止、設計変更、受注数の現象等をみると延長されるかは微妙なところです。737の後継としてFSAを製造するとなった場合、通常、既存機と新規開発とで2年ほどのオーバーラップがあります。もし、Spirit社の2033年が最終年となるとしたらFSAのローンチは2030〜2031年あたりに行われる必要があるとなります。
となると、NMA Liteと同じ頃にローンチされることになります。2機種同時期開発となるのか?それともNMA Liteの飛行試験開始までFSAのローンチを待つぐらいのタイムラグを設けるのでしょうか?マーケットの需要にレスポンス良く答える必要がある機体サイズなだけに非常に難しい選択となりそうです。
EmbraerとのJVが検討されていた時、ボーイングの持分は80%でした、ので、FSAの開発資金の80%をボーイングが負担することになっていました。
MHIとパートナーを組み、MHIと日本政府からの資金に機体したほうが、Embraerと組むよりも良いのでしょうか?
EmbraerとJVの再検討が行われるのか、MHIに共同開発のラブレターを送ったりするのか?どうなんでしょう。