ボーイング社 スピリット社へ737MAXの生産停止を指示

 Spirit Aerosystems社はBoeing社からの指示により737MAX胴体の生産に関して、一時的に生産停止し、2020年の出荷機数に関して以前公表していた目標機数からさらに減らす様に指示を受けている様です。

具体的には現在開始していた4機に関して生産を停止し、今後製造しようとしていた16機に関して開始しないように指示されているとのことです。

これにより2020年の製造目標であった125機という数字もさらに減少する見込みです。

この影響を受けて、Spirit AeroSystem社では今後900名の作業者を3週間にわたりレイオフし、オクラホマ州の2工場でも作業者に休暇を取得させます。

737MAX生産レート
737MAXの生産レートは、ボーイングは明らかにしていませんが、現在月産1機という低生産レートで、改善された環境での生産をトライしています。

複数ある生産ラインのうちの一つだけを稼働させており、今年中はこの一本のみを稼働させる計画の様です。

サプライヤーはこの生産レート(月産1機)よりも高いレートで生産を維持し、ボーイング側がレートアップした際に十分なインベントリがある様にボーイングがコントロールしています。

Spirit Aerosystems社に関しては、同社の敷地内には120機以上の胴体がストアされており、ボーイングもこれに関してはお腹一杯の状態です。Spirit AeroSystems社で保管されている胴体は様々な客先に合わせてカスタムされた胴体のため、ボーイングに対して発注をキャンセルしたり、機種変更を行ったカスタマー対象の機体向けがある場合は、ワイヤーハーネス等の入れ替えなど既に製造した機体の修正作業が必要となります。

現在ボーイング社は737MAXに関して3,800機のバックログがあります。(キャンセルや機種変更等を受けた後の数値)

参考リンク:
https://www.spiritaero.com