ロッキードマーチン社はF-35戦闘機ウェポンベイ改修の契約を米国防省と交わしました(2019年7月18日)。契約完了時期は2022年7月となっています。
このウェポンベイ内部の胴体バルクヘッド(Station 425)の改修となるようですが、これにより新型の対レーダーミサイルAARGM-ER(Advanced Anti-Radiation Guided Missile – Extended Range, 長射程先進対レーダー誘導ミサイル)をウェポンベイに搭載、もしくは将来的にAMRAAM空対空ミサイルを最大6発搭載が可能となるようです。
(素人が見た感じなので、間違っていたら御免なさい。)
ミサイルなどを取り付けるラックは機体側についているOQLS(Ordinance Quick Latch Sysetm)に取り付けます。資料等を見ますと、3箇所にOQLSが取り付けられていますが、一番後ろにOQLSが胴体バルクヘッドStation 425の場所に取り付けられているようです。この部分を改修し、もっとプロファイルの低い武器ラック(これが以前の記事で取り上げた「Sidekick」)を取付け可能にすることで、ロケットモーターと誘導フィンなどでどうしても場所を取ってしまうミサイル等を収納できるようになるという事と思われます。
参照リンク:
https://aviationweek.com/defense/f-35-mod-adds-new-missiles-weapons-bay