ボーイング社 米海軍ブルーエンジェルス用初号機引渡し

The first Super Hornet for the U.S. Navys Blue Angel flight demonstration squadron sits on the flight ramp at Boeings Cecil Field facility in Jacksonville, Florida. The validation and verification aircraft will not be painted in the familiar blue and yellow paint scheme until flight testing is complete. (Boeing photo)

ボーイング社ホームページ発表から:

スーパーホーネットは、同アクロバットチーム向けのボーイング社機体として4機種目となります。

ボーイングは、2008年からブルーエンジェルス機体を改修し、現在までに23機の機体を納入しています。

ボーイングは2020年6月3日(水)、F/A-18Eスーパーホーネットをアメリカ海軍ブルーエンジェルスへ納入しました。飛行試験と評価のため、お馴染みのブール塗装は施されていません。2020年に計11機を納入予定です。

ブルーエンジェルスは、F-4JファントムII(1969年)に始まり、A-4F Skyhawkを経て、1986年から現在使用中のF/A-18A-Dまで、これまでボーイング(旧マクドネル・ダグラス社製)の機体を50年以上にわたって使用してきました。

フロリダ州ジャクソンビルのセシルフィールドに所在するボーイング施設でスーパーホーネットがブルーエンジェルス仕様に改修されています。主な変更点は、スモーク用のオイルタンク追加、機体を長時間背面飛行可能とさせるための燃料システム、民間と互換性のあるナビゲーション機器、カメラ搭載、航空機の重心調整などです。

ブルーエンジェルズは2021年のショーシーズンに備え、2020年から2021年の冬にF/A-18E/Fスーパーホーネットへ移行します。

Blue Angels Photo: Pixabay

Blue Angels Photo: Pixabay

Fat Albert – Blue Angels Photo: Pixabay

参照リンク:
https://boeing.mediaroom.com/Boeing-Delivers-First-Super-Hornet-Blue-Angel-Test-Jet#assets_20295_130687-117