パリエアショーでエアバス社は、A321neoシリーズに長距離モデルA321XLRを加えることを正式に発表しました。引き渡しは2023年としています。
この機体はMTOW101トンで、航続距離4700nmと現在ラインナップにあるLRモデルよりも700nm増えています。
これは後部センタータンクを設けることによって達成するとのことで、タンクのデザインんも新規のデザインで貨物室のスペースを可能な限り使用しないようにするとのこと。
コモナリティーを維持するため、変更は可能な限り少なくなるでしょう。
image: Airbus
MTOW増加にあわせてランディングギアも改良され、主翼の後縁のデザインも最適化されたとのことです。
離陸時の性能とエンジン推力に関しては現状と同じ条件を維持させるとのこと。
A321neoのエンジンはCFM International Leap-1Aもしくは、Pratt & Whitney PW1100Gエンジンのどちらかを使用します。
ローンチカスタマーに関しては言及していません。