アップグレード

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ボーイング社 オランダ、UAE、英国のアパッチ再製造契約締結

ボーイング社は3カ国で使用されているAH-64Dアパッチ攻撃ヘリコプターに関して、最新モデルである”E”モデルへの再製造/改修を行うための契約を米陸軍と締結しました。契約金額は約618億円($565 million)となっています。
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米国務省 航空自衛隊F-15改修用機器売却承認

以前から話題になっていた航空自衛隊保有のF-15戦闘機の能力向上に関して、米国務省が最大98機の改修に必要な関連機器の売却を承認しました。費用は45億ドル(4900億円)。主契約社はボーイング社となり、日本国内の下請けは機体をライセンス生産した三菱重工となります。 国防総省傘下の国防安全保障協力局は「主要な同盟国の安全保障を向上させ、米国の外交政策と国家安全保障を支える」としています。
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電子戦機(1) – EA-18G Growler Block IIアップグレード

(1) - EA-18G Growler Block IIアップグレード 5月末には更新プロジェクトの計画が米海軍から発表され、EA-18G電子攻撃機の「Block II(ブロック2)」規格へのアップグレードが正式にローンチされました。
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電子戦機(2) – 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力

←(最初の記事「(1) – EA-18G Growler Block IIアップグレード」に戻る) (2) - 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力 ー電子戦攻撃機の今後ー 米海軍が取得するEA-18G グラウラーは当初90機でしたが、空軍が陸上配置の電子攻撃機の採用を見送ったため、160機を海軍が用意する結果になりました。 過去10年以内に配備されたということもあり、海軍機の中で機齢も若く、5000時間以上の飛行時間を各機体が有していると見られますので、Block IIへのアップグレードは確実に行われるものとみられます。しかし、その後に関しては不透明です。 この電子戦攻撃というコンセプトも、味方、敵両サイドのテクノロジー進歩で、非ステルス機で有人電子戦攻撃機であるEA-18Gグラウラーの必要性と能力に関して将来性に疑問符がつきます。その主な要因として: ・ F-35の出現 ・ スタンド・オフ兵器の導入 ・ 高出力化 があります。