F135

AEDC

Pratt & Whitney社 F135エンジン 新設計ファンローターの試験中

F-35に使用されているF135エンジンの能力向上に向けたテストに関するメモです。米空軍のウェブサイトによると、テストセルに戻り新たなファンローターがテストされているようです。記事の中には:アーノルド技術開発センター((Arnold Engineering Development Center, AEDC)はアメリカ空軍の研究開発機関)のジェットエンジン運転試験設備(Sea Level Test Cells)で試験を行なっているようです。
Adaptive Engine

Adaptive Engine – アダプティブ・エンジンについて

数年前から開発が進められている新しいスタイルのエンジン「Adaptive Engine」ーアダプティブ・エンジンに関してメモ。なんぞや?どんな仕組み?(ターボファンエンジンの基本的な仕組みをご理解の上で)搭載されるとどんな性能向上が?なんぞや?どんな仕組み? アダプティブエンジンは、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで機能します。これはこれまでのターボファンエンジンには無かった新たなエアフロー経路をエンジンに設けて、クルーズモードで飛行しているときに、この3番目の経路を開くことにより、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで可能となります。コアのエアフローとバイパスのエアフローに加えて、この3番目のエアフローは、推力を発生させるエンジン効率を高め、エンジン内の新しいヒートシンクともなります。その結果、エンジンは、ある状況ではターボジェットのハイパワーを発生させることもでき、クルージング時には高バイパス比のターボファンエンジンの燃焼スタイルに変更することができます。