(現地時間9月11日)ボーイングのデニス・マレンバーグ会長、社長兼CEOは、墜落事故が相次いだ737Maxについて、今年10-12月期(第4四半期)の早い時期に運航再開を目指す考えを、ラグナビーチで行った講演で改めて示しました。2件の墜落事故の要因になったとみられる737Maxで新たに採用した失速防止システム「MCAS: Maneuvering Characteristics Augmentation System(操縦特性向上システム)」の改修が進んでいることを強調したようです。
しかし、航空業界の一部ニュースではFAAと他国の航空当局間で意見の相違があり、特に欧州航空安全庁(EASA)と米連邦航空局(FAA)の間で意見の相違が広がっていることから、運行停止期間は伸びる可能性があるとみています。これらのニュースの見方は、737Maxの飛行再開が2020年初めまでなされないというのが一致した意見のようです。
ボーイングのデニス・マレンバーグ氏の以前のコメントからすると、もし10-12月期に飛行再開なされない場合、更なる生産レートダウン、もしくは生産ストップというのが以前のニュースでありました。
どうなるのでしょうか。。。
参考リンク:
https://www.aerotime.aero/rytis.beresnevicius/23929-boeing-progress-737-max-return
https://www.bizjournals.com/wichita/news/2019/09/10/barclays-says-737-max-return-not-likely-until.html