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11月26日 ダグラスA-26C “Invader”の日

Douglas A-26C “Invader”

 今日は気分転換。SNSで日付で機体紹介しておられる方がいて、私の数少ない機体の中で「26」があったのでご紹介。737MAXが何時飛ぶの?的記事も飽きたでしょ?

Douglas A-26C “Invader” @New England Air Museum Photo: Nobu Sato

 米国コネチカット州ブラッドリー国際空港(BDL)の北側にニューイングランド・エアー・ミュージアム(New England Air Museum)という場所があります。2度ほど訪れたことがあるのですが、その時撮った写真です。

A-26はダグラス社により、低空対地攻撃と中高度精密爆撃を行うマルチ・ロール機の役割を担う、A-20ハボック(Havoc)攻撃機の後継機として開発されました。初飛行は1942年で、設計段階の予想を上回る性能でした。2,000馬力級P&W社R-2800エンジンを搭載し、当時の双発中型爆撃機を上回る速度と飛行性能、爆弾搭載量を有していました。因みに当時の双発爆撃機では、ノース・アメリカンB-25″ミッチェル”やマーチンB-26″マローダー”があります。、、、これも26だ!!!でも”A”が”B”より先だもんね。;)

A-26には2種類ありまして、”B”モデルは機種がソリッドノーズで機銃と機関砲を組合わせて搭載する地上攻撃型で、(写真の)”C”モデルは透明ノーズでガラス張りになっており中高度精密爆撃のためにノルデン爆撃照準器を装備していました。”C”型の透明ノーズは任務に合わせて数時間でソリッドノーズに交換することが可能でした。1944年に実戦投入されたとき、その圧倒的な破壊力で活躍しました。この機体が第二次世界大戦でアメリカ陸軍航空隊(USAAF)に配備された最後の対地攻撃・戦術爆撃機でした。

1948年には軍の機種区分により”B-26”と改名され、朝鮮戦争に参加し共産主義勢力地上部隊に対する昼夜の阻止任務を行いました。
1960年から1969年にかけては、東南アジアでの戦線で活躍し、1960年代後半には戦術航空軍団(Tactical Air Command)でも戦闘任務に使用されました。
最後は1972年まで州空軍で使用され、退役ました。
本機はアメリカ軍の戦闘航空機で唯一(ただし、輸送機ならばC-47がある)、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の三つに参戦した機体です(同時期の海軍機、ダグラスAD-1スカイレーダー攻撃機は第二次世界大戦での実戦参加を逃しているため)

写真の機体は、1944年11月にアメリカ陸軍航空隊に引渡され、フランス・ムランの第416爆撃大隊 – 第671爆撃飛行隊に配備されました。その後、1957年に空軍の保管から離れ、1958年に民間保有となり8年間使用され、その後、ニュージャージーの所有者に引渡されましたが、1969年にコネチカット州ストラットフォード空港に寄贈されました。その後、1971年にこの博物館がこの機体の所有権を有することとなり現在に至ります。

機体は2003年から修復作業が開始され、2012年から展示されています。

Specifications

Type:   Ground attack and light bomber
Crew:   3
Armament:   6 X 0.5” M2 machine guns; up to 10 5” rockets under outer wing panels; up to 6,000 lbs. bombs on underwong hardpoints
Length:   51′ 3”
Height:   18′ 3”
Wingspan:   70′
Empty Weight:   22,250 lbs.
Gross Weight:   35,000 lbs.
Cruise Speed:   284 mph
Maximum Speed:   373 mph
Range:   1,400 mi.
Service Ceiling:   28,000′
Powerplant:   2 X Pratt & Whitney R-2800-27 “Double Wasp” radial, 2,000 hp
Year:   1944
Serial No.:  43-22499
Registration:   N86481

参照リンク:
https://www.neam.org/shell.php?page=aircraft_collection_detail&name=douglasa26c