Su-34原型機 初飛行から30年

Su-34 Photo: Pixabay

 30年前の1990年4月13日 Su-27IBプロトタイプ(T-10V-1)がLII空港で初飛行しました。(テストパイロットはAnatoly Ivanov氏)


Su-34(NATO名「フルバック (Fullback) 」)は、ロシアが誇る戦闘爆撃機で対地および対空の攻撃能力を持ち、シリアにも投入されています。

日本近海でも活動しており、2019年1月18日にはロシア軍のSu-34戦闘機2機が、日本海上空で訓練飛行中に衝突・墜落し、操縦士1人が死亡、1人が救出されました。両機は同国の極東地域沿岸から35キロ離れた空域で定期訓練中に、サハリン島とロシア本土を隔てる間宮海峡付近の海上に墜落しました。

今年2020年2月27日にはオホーツク海の防空識別圏内で初確認され、航空自衛隊北部航空方面隊では戦闘機を緊急発進させて対応に当たりました。対領空侵犯措置によってSu-34を確認したのは初めてのことだったようです。同機はオホーツク海を南東方向へ飛行した後、引き返して北西方向へ飛行を行いました。

参照リンク:
https://twitter.com/UAC_Russia_eng/status/1249688361696141312?s=20
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200227_03.pdf