Nobu Sato - Naviator

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米国務省 航空自衛隊F-15改修用機器売却承認

以前から話題になっていた航空自衛隊保有のF-15戦闘機の能力向上に関して、米国務省が最大98機の改修に必要な関連機器の売却を承認しました。費用は45億ドル(4900億円)。主契約社はボーイング社となり、日本国内の下請けは機体をライセンス生産した三菱重工となります。国防総省傘下の国防安全保障協力局は「主要な同盟国の安全保障を向上させ、米国の外交政策と国家安全保障を支える」としています。
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KC-46A空中給油・輸送機 ー アップデート

 安全に重大な危険を及ぼすと考えられる「カテゴリー1」の欠陥を抱えるKC-46Aですが、FlightGlobal誌で状況がアップデートされていました。
777X

エアバス社次世代機翼開発 – WoT

先日の記事でも次世代機開発プログラム ー Wing of Tomorrowに関連した記事を書きましたが、どのような機体開発を目指しているのか、2019年10月末時点で、インターネットをサラッと検索してわかる範囲でまとめてみました。メモまで。目指すところこのプログラム名Wing of Tomorrowの名前にある通り新しい翼を開発しています。この翼はエアバスが目指す次世代単通路機(Next-generation single-aisle aircraft)に採用されます。
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GKN社 AIRBUSーWing of Tomorrowプログラム 翼スパー製造用ツール納入

GKN社のウェブサイト ニュースリリースから注目する点として:エアバスーWing of Tomorrow 向けに設計製造した翼スパー製造用の中規模サイズ(4M)のデモンストレーターツールを納入。複合材製の機体主要構造部品製造、それも比較的大型のパーツ製作にRTMーResin Transfer Moulding技術を使用するという点。英国の航空宇宙分野の研究機関である「 Aerospace Technology Institute」などの資金サポート(£24.4 million=約34億円)を受けており、低コストでの製造技術と翼スパーの大幅な重量減を達成する研究がなされている。
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三菱航空機「スペースジェット」初号機納入延期へ調整

10月19日付の日本経済新聞によると、三菱航空機は開発中のスペースジェットM90の初号機納入について6度目の延期に向けて調整に入ったようです。「6度目」でもう慣れてきたので、ここではスペースジェット「初」の延期としてフレッシュな感じに書き換えましょう。理由としては機体開発の遅れで国土交通省からの型式証明(TC)取得作業が長引いているためとのこと。機体開発の遅れの部分については、機体配線の部品不具合で長引いているようです。この延期により最初の顧客であるANAへの引き渡しが2021年半ばにずれ込むようです。
787

ボーイング第3四半期決算と787生産レートダウン

ボーイング社が23日発表した第3・四半期決算報告では737Maxの運行停止&引渡し停止が長引いていることから全体として53%の減益となっています。民間機部門が41%減となっています。防衛関連は1.5%の増加で、これは衛星やT-7Aジェット練習機の販売の影響です。これ以外に防衛関連が昨年に比べて好調なデータとなっている理由は、安全性の確認のため陸軍の受入停止を受けていたAH-64Eアパッチ 攻撃ヘリの受入再開や、9月までにFOD問題で受領停止していたKC-46Aタンカーを米空軍へ納入した事が挙げられます。 B787に関して、生産レートを現在の月産14機から12機へと減産するようです。レート変更は2020年度中に開始し、2年間とみています。
737MAX

ボーイング新中型機(NMA)の状況 (5)

 ボーイング社は11日、会長と最高経営責任者(CEO)を分離し、デニス・ミューレンバーグ氏が会長を外れてCEOに専念し、デービッド・カルホーン新会長となると発表しました。この発表の後に例のチーフパイロットのMCASに関するテキストメッセージのニュースが発表され、CEOの引退へ加速させるようなネタがもう少し出てくる可能性もあります。
737-10

737Max 飛行再開時期

1つ前の記事で737Maxに関する新たなニュースを取り上げましたが、これは10月18-19日辺りのニュースでした。影響が今後どう出るかはわかりませんが、米国のエアラインの737Max飛行再開に関しても、その時期を先延ばしするというニュースが幾つかありましたのでアップデートしておきます。● エアラインの動き● 各国航空当局の動き
737MAX

737Max MCASに関し欠陥隠蔽か

下記の2つの新たなニュースがありました。737Maxの飛行再開が更に延びる可能性があります。先週のニュースですが、メモまで。。● パイロット間のメッセージやり取りは米連邦航空局に報告されず(2016年)● ボーイング社MCASについてトレーニング資料から省くことをFAAに求めた(2017年)
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AVXエアクラフト社 攻撃偵察ヘリコプターFARAコンセプトモックアップ公開

AVXエアクラフト社とL3Harris社は共同で開発中の米陸軍将来攻撃偵察機(FARA)プログラム向けの機体モックアップを公開しました。メーカーホームページでは「AVX-L3Harris Compound Coaxial Helicopter (CCH) 」と紹介されています。機体のイメージは4月頃に公開されていましたが、モックアップもイメージ通りのもので二重反転ローターと機体後部左右に取付けられた2基のダクテッドファンを組合わせたコンパウンドヘリコプターです。更に揚力を生む固定翼を備えており、高速飛行時は必要な揚力の半分を担います。