ベル社(Bell Textron Inc.)は記念となる200機目の505ジェットレンジャーXをオーストリアのHubi-fly Helikopter社へ引き渡したと同社のWebサイトで発表しました。
初号機の引渡しは2017年3月、100機目の引渡しは2018年6月に行われ、今回200機の引き渡しはおよそ開始から2年半という期間で到達したことになります。
Bell 505とBell 429のプログラムディレクターであるLaShan Bonaparte氏は「505が他単発軽ヘリコプターと違い秀でているのは、マルチミッション可能な機体であるという点である」と述べています。実際、世界中の様々なユーザーによりニュース、警察、EMSサービス(ドクターヘリ)、コーポレート、物資運搬等で使用されています。
Bell505はユーザーの意見を多く取り入れ、Bell206ジェットレンジャーの経験を活かし、飛行特性、技術、コストの点で更なる改善を取り入れています。
デュアルチャンネルFADECを装備してエンジンはTurbomeca Arrius 2Rを搭載しており、このクラスでコンピュータで制御するエンジンやGarmin G1000Hを使ったグラスコクピットを採用しています。
最大巡航速度が232km/h、最大航続距離が667km、有効搭載量が680kg、最大航続時間は3.5時間以上というスペックです。
参照リンク:
http://news.bellflight.com/en-US/181537-bell-announces-200th-bell-505-jet-ranger-x-delivery