航空自衛隊向けKC-46Aの組立が始まる

An 82.4-foot long 767 wing spar is loaded into a tool in Boeing’s Everett, Wash., factory, kicking off assembly of the first KC-46A tanker for Japan. Boeing is currently on contract to build two of the multi-role tankers for the Japan Air Self-Defense Force. (Boeing photo)

 ボーイング社ウェブサイトによると先週9月13日金曜日に、日本初の次世代タンカーの組み立てを開始し、767生産施設の82.4フィート(25メートル)の主翼スパーの写真を掲載しています。

ボーイングはFMS契約で日本向けとなる機体を、2017年12月に1機、2018年12月に2機目を米空軍から受けています。

ボーイングは、2011年に米国空軍向けのKC-46Aの開発を開始し、2019年1月に最初のタンカーを納入しました。米空軍以外では日本がこのKC-46Aの顧客となっています。航空自衛隊への初号機の引渡しは2021年に予定されています。

KC-46Aは、旅客機および貨物機として使用されている実績のある機体である商用767-2Cの派生型です。ボーイングは世界中で1,150機の 767を納入してきました。

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参考リンク:
https://boeing.mediaroom.com/2019-09-17-Boeing-Begins-Assembling-First-KC-46A-Tanker-for-Japan