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三菱航空機 スペースジェットの米拠点閉鎖

 三菱航空機は、米ワシントン州などの海外拠点を閉鎖する方針を明らかにしました。親会社の三菱重工業が開発予算の縮小を決めたためで、日本でも1500人程度の人員を段階的に減らし、三菱重工本体や他の事業部門などへの配置転換をさせる計画です。

新型コロナウイルスの感染拡大によって航空機需要が落ち込む中での決定で、納期をすでに6回延期している90席クラスの「M90」の量産計画も停止させます。

北米市場向けの主力機として検討していた70席クラスの「M100」の開発計画は、すでに見合わせています。

閉鎖するのは、米ワシントン州とカナダのモントリオールの事務所。シアトル郊外のモーゼスレイク試験飛行場の小規模な整備チームは残す様です。この飛行場にある4機の飛行試験用の機体は保管されるため、その要員が残るということでしょう。

現地の雇用にも影響を与えます。数は明らかではありませんが、一時期は飛行試験のために400人のスタッフがいた様で、シアトルのパートナー企業のAeroTECには200人のスタッフが試験、設計、認定作業のサポート要因として働いていました。

三菱重工は5月11日の決算会見で、今年度のスペースジェット開発予算を前年度の1400億円から600億円程度に削減する方針を明らかにしていました。

参照リンク:
The Seattle Times