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三菱航空機 TSH社との契約の解消

MITAC M90 @ Paris Air Show 2019 Photo: 筆者撮影

 三菱航空機は、傘下に 3 社のリージョナル航空会社を有するトランス・ステーツ・ホールディングス社(TSH)との契約(Mitsubishi SpaceJet M90: 確定50機、オプション50機)を解消することを発表しました。両社の緊密な協議の結果、現行の契約内容は、米国市場の要求(スコープクローズ)を満たさないことを理由に、本契約を解消することが決定されました。なお、今後の議 論は、スコープクローズに適合するSpaceJet M100 に焦点を当て実施されることとしています。

TSH社は2010年10月に旧MRJ-90(現M90)を発注していました。TSHの契約解除により、M90の契約機数は387機から287機に減少する事になります。

同社の水谷社長は「TSH社は長年に渡り当社の航空機プログラムを支持頂いており、今後 SpaceJet M100の発注に関する協議も続けていけることを期待しています。私達がTSH社と契約を締結した当時のリージョナル市場の見通しは、現在とは異なっており、米国のスコープクローズは予想通りに は緩和されませんでした。その為、私達は航空会社の顧客と協力して、米国市場に対応するための戦略に転換してきました。私達はSpaceJet M100が北米市場を主導する機体になると確信しています」とコメントしています。

同社は今年6月に、同クラス機の中で唯一の最新設計で、且つスコープクローズの要求を満たすモデルとして、Mitsubishi SpaceJet M100を発表しました。この機体は北米顧客から既に最大 115機購入に関する協議開始の覚書を締結しています。SpaceJet M100の開発スケジュールは、同機のベースとなるSpaceJet M90 の型式証明及び納入に基づいて検討されます。

資料引用:
三菱航空機ニュースリリースより https://www.mitsubishiaircraft.com/ja/latest/mitsubishi-aircraft-corporation-statement-cancellation-of-trans-states-holdings-contract