737Max – アップデート

米ボーイングのデニス・ミュレンバーグ最高経営責任者(CEO)が4月17日、運航停止となっている737MAX型機のソフトウエア修正について、認証に向けて「着実に前進」していると述べ、自身のツイッターに投稿した動画で、最新のソフトを搭載した正式なエンジニアリング飛行試験を16日に完了し、認証飛行の前の最後のテスト飛行を行いました。

その後、米連邦航空局(FAA)は19日の発表で、合同審査を4月29日に開始すると発表しました。ボーイングのソフト修正は複数の国の監督当局が参加するこの合同審査で、90日程度の期間かけて審査される見込みです。

合同審査:FAAと米航空宇宙局(NASA)に加え、中国、欧州連合(EU)、カナダ、ブラジル、オーストラリア、日本、インドネシア、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)の各国・地域から航空当局が参加し、設計やパイロットの操作方法を含めた737MaxのMCASに関し「該当するすべての規制を順守しているかどうかを判断するとともに、今後必要となる可能性のある改善措置を洗い出すため」の検証を行う。

合同審査の目的は、各国の航空局とコンセンサスを取りながら737MAXの運用再開を目指すことです。

しかし、FAAは米国の航空局として、737MAXの運用再開に向けて他国の航空局の決定に影響されない、独自の調査を行うようです。そうなると、最速で6月上旬にはアメリカの航空会社で使用されている737MAXが飛行再開する可能性があります。現在飛行停止中の737MAXは世界中で370機ほどありますが、その内のアメリカの航空会社(American Airlines、Southwest Airlines、United Airlines)で現在飛行停止中の機体は72機ほどあります。