エアバス旅客機生産ライン大規模人員削減へ – COVID-19

 エアバスは「COVID-19 adaption plan」とし今後12ヶ月間で民間旅客機生産部門で15000人の人員削減を行うとしています。これにはヘリコプター、軍事、宇宙に関係する部門は含まれていません。この人数に関しては、自発的な離職、早期退職、政府が提供する長期の部分的失業制度などの利用可能な社会的手段を使用して制限する計画です。

COVID-19が発生して以降、エアライン顧客の状況を調査した結果の判断とのことで、具体的な地域と人数に関しては以下となっています。

フランス 5000人
ドイツ 5100人
スペイン 900人
英国 1700人
その他の地域 1300人

これらの対象となる場所は、フランスではエアバスの子会社Stelia、ドイツのPremium AEROTECが含まれます。Premium AEROTEC社では、COVID-19以前にも900人の人員削減計画がありましたが、それとは別での更なる削減となります。