米空軍は、2021年から2035年にかけて保有する76機のB-52爆撃機全機のエンジンを新エンジンへと換装するために、3者間のコンペを開始しました。
5月19日に発表された提案依頼書(RFP)は、GE Aviation、Pratt&Whitney、Rolls-Royceからの入札により、現在使用されている60歳のエンジンで推力16,000ポンドのP&W TF33ターボファン8基に取って代わる608基分のエンジンの供給者を選定します。
GE社はCF34またはPassportエンジンを選択するか、両方を提供できます。 P&W社はPW800を提案します。ロールスロイスは、BR.725のミリタリーバージョンを提案します。
空軍の提案依頼書は、2段階の選択プロセスを示しています。ステップ1で、企業はエンジンの「ヴァーチャル」プロトタイプを提出する必要があり、製造、パフォーマンス、および維持のための統合モデルを備えたデジタル設計を用意する必要があります。
ステップ2は、エンジン供給先の選定プロセスで、「ヴァーチャル」プロトタイプからのデータと最初のステップで完了した搭載時のリスク分析に基づいて決定されます。
空軍は、現在B-52に使用されているTF33エンジンは、2030年を超えて実質的に維持できないと述べています。 この冷戦時代の爆撃機は現時点で2050年以降も運用される予定で、B-52よりも後から導入され2030年代に退役する予定のB-1BやB-2爆撃機よりも長い年月運用される計画です。
長距離スタンドオフ核兵器を含む極超音速および長距離ミサイルなどの新世代の武装を施したB-52はスタンドオフミッションを実行し、現在開発中のB-21は戦闘空域に侵入します。
爺さん、なかなか役立つので新しいペースメーカーあげるから飛び続けなさいって感じですね。親子三代でB-52Hパイロットの家族も。。。
参照リンク:
https://www.minot.af.mil/News/Article-Display/Article/264580/three-generations-of-b-52-airmen/