米政府は27日、弾道弾迎撃ミサイル33億ドル(約3500億円)相当の日本への売却を承認したニュースのメモ。
日本が購入するのは米防衛機器大手レイセオン(Raytheon)製の「SM-3ブロック2A(SM-3 Block IIA)」最大73発で、イージス艦から発射され、飛来する弾道ミサイルを迎撃するミサイルです。なお、SM-3ブロックIIAは、日米共同開発のミサイルです。
.@StateDept authorizes a proposed Foreign Military Sale (FMS) to #Japan for up to 73 Standard Missile-3 (SM-3) Block IIA Missiles worth $3.295 billion @StateDeptPM @USAsiaPacific @eAsiaMediaHub #FMSUpdate–https://t.co/LVgy8bk1Af
— Political-Military Affairs, US Dept of State (@StateDeptPM) August 27, 2019
従来のSM-3ブロックIAに比べて射程距離、速力、軌道修正能力、目標識別力などが大幅に向上しています。
このミサイルは自衛隊が保有するイージス艦でイージス武器システム(AWS)のベースライン9C2とイージスBMDシステムBMD5.1を装備する(した)あたご型とまや型イージス艦の4隻、秋田・山口両県に配備されるイージス・アショア2基から運用開始される予定です。
2018年にハワイのカウアイ島で行われたテスト動画↓