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レイセオン社 – 米海軍F/A-18C/D向けデコイ装置改修契約受注

F/A-18C Photo: Pixabay

レイセオン社は米国防省から米海軍F/A-18 C/D向けデコイ装置改修契約を受注しました。($29.8 million = 約31億円)内容は米海軍が保有するF/A-18 C/D戦闘機向けの108B/ALE-50(V)曳航型デコイ・システムを82機分製造する契約です。2022年2月までに完了する予定です。

108B/ALE-50(V)システムは、通常は航空機翼下のパイロンにデコイを格納しており、使用時には、母機のはるか後方にケーブルによってデコイを曳航します。このデコイから電波シグナルを放射する事で、敵ミサイル自身が追尾用のレーダー波を発している場合でも、敵航空機がレーダー波を発してミサイルを誘導している場合でも、これらの誘導用レーダー波に対して本来の反射波より強い電波を放射し反射波として偽装することで、母機の位置を欺瞞し敵ミサイルを誤った位置に誘導します。これにより敵のレーダー誘導式ミサイルから航空機と乗組員を守ることができます。

108B/ALE-50(V)はControl, Dispenser, Decoy, Countermeasures Integrated Multi-platform Launch Controllersで構成されています。 

日本でも対地/対艦攻撃用にJSM等の購入が進められていますが、攻撃用兵器の取得と同時に、発射母機(戦闘機)の被害を抑制し、相手に防御武器の使用で損耗を強いることができる、このようなデコイ装置も検討する必要があるのではないでしょうか?

情報ソース:
https://www.defense.gov/Newsroom/Contracts/Contract/Article/1931069//