米海軍へ納入されたCMV-22B Ospreyがなんか好き

Latest V-22 variant will replace U.S. Navy C-2A Greyhound fleet   Photo: Bell Textron

(テキサス州アマリロ)米海軍へグレイハウンド後継機として導入するオスプレイ(44機)の初号機体の引渡しが行われました。

納入された機体は、最初カリフォルニア州ノースアイランド海軍航空基地、続いてバージニア州ノーフォーク海軍基地へ配属される予定です。

CMV-22は現行のC-2Aグレイハウンド・ターボプロップ輸送機代替用として開発された機体です。C-2は1960年代から海軍のCOD機材として投入されてきました。
CODとはCarrier Onboard Deliveryの頭文字をとったもので、空母へ(orから)の物資と人員の補給用機材のことです。
現在使用中のC-2Aグレイハウンドと比べるとCMV-22Bは航続距離も延び(1,150nm(2,130km))、貨物搭載量(2,640kg (6,000lb))も増えています。見通し外通信も強化されており、貨物のローディング&アンローディングに関しても短時間で行える様になっています。
既存V-22とCMV-22Bでの一番大きな違いは、機体左右のスポンソン前部(主脚の前あたり)が大きく膨らみバルバス燃料タンクが備えられたことです。

海軍仕様の塗装は新鮮ですね。コックピット前方のワイパーの根本を隠すシュラウドがアンチグレアの黒塗装で隠れて、一見スムースに見えません?BELL社のプレスリリースの写真は目の下のクマが消えてかっこいいなと思うのですが。

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参照リンク:
https://investor.textron.com/news/news-releases/press-release-details/2020/BELL-BOEING-HOST-FIRST-REVEAL-CEREMONY-FOR-CMV-22B-OSPREY/default.aspx