航空機 エコへの取り組み

 航空業界が静かで書きたくなるネタが無い。。。すっかりアウェイになってしまった。。

737MAXの飛行再開に向けた活動や、787組み立てがSCに一本化されることなど幾つかニュースっぽいことはありますが、既に過去に予測として書いた事柄なのでパスしています。

ボーイングやエアラインが取り組んでいるエコへの取り組みをいくつか取り上げます。

新しい主脚機構
ボーイングはEtihad航空の787-10を使用し、新たにデザインされた主脚のテストを行いました。設計を行ったのはサフラン社で、ボーイングのウェブサイトで写真を見ることができますが、オレンジ色にペイントされたフェアリングを備えたギア機構を見ることができます。
テストでの正確な数値は公表されていませんが、離着陸時に大幅な騒音の減少を達成したようです。

着陸時に発生する騒音の30%は降着装置によるものだそうです。

エンジン洗浄
Qatar航空はGE社と共同で新しいフォーム(洗剤)でのエンジン洗浄を研究しています。この新しいフォームは洗浄だけでなく、エンジンがさらに効率良く運転することにも役立つとのことです。
https://www.qatarairways.com/en/press-releases/2019/October/FoamWash.html

新しいカーペット
エアラインでは機内の床に使用するカーペット製造会社と共に軽量な素材を使用した機内床カーペットを研究しています。また、使用済となったカーペットの処理方法に関しても研究が行われています。

参考リンク:
https://www.boeing.com/principles/environment/ecodemonstrator
https://www.qatarairways.com/en/press-releases/2019/October/FoamWash.html