F-35A

737MAX

Spirit社 Bombardier社航空機関連工場買収 – 補足

Spirit社によるBombardier社航空機関連工場買収ニュースに関して追加メモ  10月31日に発表されたこのニュースですが、スピリット社が一度は手放したビジネスジェット事業に戻ったことになります。また、ボーイングvsエアバス機体関連の製造比率も変化しますので、メモ追加します。  今回の買収で旅客・ビジネス機の中でも最新鋭の機体製造にスピリット社が加わる事になります。
Aerospace

LMT F-35調達コスト12.7%減へ

米国国防総省F-35ジョイントプログラムオフィスとロッキード・マーティンは10月29日、478機のF-35戦闘機各型をF-35戦闘機プログラム史上で最低価格となる340億ドルで契約しました。この契約には生産ロット12から14までの全てのF-35プログラムにおける米国向け291機、英国等の国際パートナー向け127機、日本や韓国を含む外国軍向けへの販売機60機が含まれています。
Aerospace

F/E/A-18 ミッション能力80%達成 

米海軍(USN)のボーイングF/A-18E/FスーパーホーネットとEA-18Gグロウラーは、昨年ミッション遂行能力は約50%でしたが、昨年9月のマティス前国防長官が各軍の戦闘機稼働率に関して求めていた、80%のミッション遂行能力を越える事が出来たと米海軍は伝えています。これにより343機のF/A-18E/Fスーパーホーネットと95機のEA-18Gグロウラーがミッション遂行能力を備えた状態となります。
Aerospace

地上設置型JPALS 1時間半で設置可能

レイセオン社ニュースリリースより)  レイセオン社は最近、メリーランド州パタクセント・リバー海軍航空基地にて航空誘導システム「JPALS-Joint Precision Approach and Landing System(ジェイパルス)」の陸上設置型遠征バージョンの迅速なセットアップデモを実施しました。 JPALSはGPSとUHF波を使用した着陸システムで、あらゆる天候や地上のコンディションで航空機を正確な着陸に誘導します。
Aerospace

F-35 ポーランドへの売却を承認

米政府は9月11日、ポーランドへの最新鋭ステルス戦闘機F-35売却を承認し、議会に通知したと発表しました。計32機で総額約65億ドル(約7000億円)の規模となります。契約等の締結はまだで、これからとなります。 米国防総省は声明で、ポーランドの自衛力の向上、同国が目標とする軍事力の近代化に貢献すると共に米国、北大西洋条約機構(NATO)加盟国や他の同盟国との相互運用性をさらに高めるとの意義を強調しました。 
Adaptive Engine

Adaptive Engine – アダプティブ・エンジンについて

数年前から開発が進められている新しいスタイルのエンジン「Adaptive Engine」ーアダプティブ・エンジンに関してメモ。 なんぞや?どんな仕組み?(ターボファンエンジンの基本的な仕組みをご理解の上で) 搭載されるとどんな性能向上が? なんぞや?どんな仕組み?  アダプティブエンジンは、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで機能します。 これはこれまでのターボファンエンジンには無かった新たなエアフロー経路をエンジンに設けて、クルーズモードで飛行しているときに、この3番目の経路を開くことにより、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで可能となります。 コアのエアフローとバイパスのエアフローに加えて、この3番目のエアフローは、推力を発生させるエンジン効率を高め、エンジン内の新しいヒートシンクともなります。 その結果、エンジンは、ある状況ではターボジェットのハイパワーを発生させることもでき、クルージング時には高バイパス比のターボファンエンジンの燃焼スタイルに変更することができます。
Aerospace

F-35用 新たな「レーザー治療」施設完成へ

シミ抜き治療ではありません。 アメリカ海軍はノースカロライナ州ハブロックのチェリー・ポイント海兵隊航空基地に所在するアメリカ海軍航空機関連の修理および整備施設「東部艦隊即応センター(Fleet Readiness Center East, FRCE)」に、レーザーショックピーニング設備を備えた新施設を立上げました。7月に完成しましたが、稼働するのは2020年となります。F-35関連で世界で二番目のレーザーピーニング設備を有する施設となります。
Aerospace

F-2後継次期戦闘機 「事項要求」で開発費計上へ

19年度予算に続き20年度も研究費の計上のみになるというニュースが流れたり、見送りとなるようなニュースも6月末にありましたが、2019年8月21日付けのニュースで、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継機開発費を2020年度予算案に計上する方向で最終調整に入ったとありました。開発費は概算要求では金額を示さない「事項要求」とする見通しで、年末の予算編成までに機体の概念をまとめ、金額を算定するようです。(以前のニュースで、開発費は現時点で総額1兆5000億円以上と見積もられている。とありました。)
Aerospace

空自がF-35Aに導入希望している自動地面衝突回避システム Auto-GCASについて

航空自衛隊三沢基地所属の最新鋭ステルス戦闘機「F-35A」の墜落事故で、空自は9日、調査結果を公表しました。6月に公表した中間報告と同様、機体に不具合は確認されず、操縦士が機体の姿勢を認識できなくなる「空間識失調(バーティゴ)」に陥ったこと...
AARGM-ER

F-35ウェポンベイ改修 – 新型ミサイルの搭載や搭載量アップへ

ロッキードマーチン社はF-35戦闘機ウェポンベイ改修の契約を米国防省と交わしました(2019年7月18日)。契約完了時期は2022年7月となっています。 このウェポンベイ内部の胴体バルクヘッド(Station 425)の改修となるようですが...