航空宇宙

aeroelastic wing

FLEXOP エアロエラスティック翼 – 初飛行

 ドイツ航空宇宙センター(Deutsches ZentrumfürLuft- und Raumfahrt; DLR)とミュンヘン工科大学(TUM)のコラボレーションにより、研究者は軽量でありながら非常に安定した翼のための新技術の開発に成功しました。この革新的な翼設計を応用することで将来の航空機の飛行は、環境に優しく、安価になることが期待されています。エアロエラスティック翼(空力弾性翼(?) - aeroelastic wing)実証機は、11月19日にオーバープファッフェンホーフェン空港で最初の飛行を行いました。
737MAX

新規製造737MAXのAC発行 FAA管理下へ

 FAA(米連邦航空局)は、特定の機体製造において客先引渡し前に製造者が機体の耐空証明(AC - Airworthiness Certificate)承認権限を付与されていましたが、737MAXに関して、FAAの管理下としました。 これまではFAAが本来持つ権限をボーイング社に付与し、特定の機体に関してボーイング社がその権限を有していましたが、取り上げられた形です。
777

ボーイング777X 荷重試験 ドアが吹き飛ぶ(最新情報11/28/2019)

 9月上旬のテストで、最終荷重試験中に機体のドアが吹き飛んだ件、以前の記事でメモりましたが、新たな情報が各ニュース記事で明らかになっています。 先ず吹き飛んだドアは「貨物ドア」ではなく、「客室ドア」で、これは破壊された直接の部分では無く、機体の内部構造が先ず最初に破壊され、二次的結果として客室ドアが吹き飛んだ様です。シアトルタイムズ誌などにドア周辺の画像が掲載されています。SNSでも確認できます↓
737-10

Boeing 737MAX 10 降着装置について

 11月22日ワシントン州レントン工場で社内向けにローンチされた737MAX10に関して、長胴モデルであることは先週の記事でメモしました。 長胴モデルである為、降着装置(ランディングギア)も更新されていることに関しては、詳しい記事があまり出ていないので追加メモ。
777-9

全日空B777-9での技術協力に関する覚書 – ルフトハンザ・テクニーク

ルフトハンザ・テクニーク社ニュースリリース より一部を訳してメモ  全日本空輸株式会社(以下ANA)とルフトハンザ・テクニーク株式会社は、ボーイング777-9での技術協力プロジェクトに関する包括的な覚書(MoU)に署名しました。 ANAはB777-9のローンチ・カスタマーのうちの1社であり、ルフトハンザ・テクニーク社は現在、2021年初頭にルフトハンザ航空への引渡しが計画されている同型機に対するMROサポートの準備を整えています。
Aerospace

AIRBUS Helicopters VSR700プロトタイプ初飛行

エアバス・ヘリコプターズのニュース・リリース(11/21/2019)  仏エクサンプロヴァンス近郊のドローンテストセンターにてVSR700のプロトタイプが初飛行したことを発表しました。VSR700は複数回の離着陸と最長約10分間にわたる飛行に成功しました。
737-10

Boeing 737 MAX 10 静かにローンチ

11月22日 ボーイングはワシントン州レントンの工場で737シリーズの長胴モデルとなる737MAX10をローンチしました。通常は派手なイベントが行われますが、ご存知の通り飛行停止中の機体の為、どちらかというと静かに社員向けで行われたイベントの様です。 このイベントではボーイングのVPとGMから社員に向け、チームで達成した成果と努力がハイライトされました。
777

777X関連ニュース(2019年11月21日)

開発中の777Xに関してアップデート GE9Xエンジン エミレーツ航空@ドバイエアショー 先日777X向けのGE9Xエンジンがシアトルに再納入され、テスト機体(WH001)へ取付けられている件をメモりました。これによりボーイングは今年12月〜来年明けの初飛行を目指しています。
777

ロボット vs 人 777X製造ライン

数ヶ月前から業界内では噂になっていましたが、Bloomberg誌で取りあげられましたので、私も追っかけメモ。(シアトルタイムズ誌でかなり詳しく書かれていました。) 今回は737MAXネタではありません。 今回は、ボーイングがロボットによる777/777Xの胴体用リベッティング&ファスニングシステムの一部を諦めたというものです。(リベッティング=打鋲)
Aerospace

1946年11月18日

73年前の1946年11月18日 スイスアルプスのガウリ氷河(Gauli Glacier)に米空軍のC-53(42-68846)が不時着しました。11月24日、スイス軍のパイロットVictor HugとPista Hitzが軍用機2機を不時着地点へ着陸させ、乗員乗客8名全員を救助しました。