ライアンエアー737から「MAX」文字消える

以前の記事で、737MAX改名について書きましたが、SNSでまた同様のニュースが出ていますね。
今回はライアンエアー向け737MAXの機体から「Max」の表示が消えたというニュースです。
ボーイングレントン工場に駐機されているライアンエアー機体番号「EI-HAY」機首部分のクロースアップを伝えるTwitter:

新しい名前の様にニュースが注文を集めていますが、今回使用されている「737-8200」は、特に新しい機体番号という訳ではなく、客席を増やした「ハイキャパ」仕様の737Maxを示す型番として以前から使用されてきました。
EASAの資料で、737型機胴体中央非常口にも客席を設けた際の脱出口に関する資料の中でも使用されており、その他の資料でも2016年前後から使用されています。

737-8200   Source: EASA

737-8200   Source: EASA

今回ライアンエアーは197席レイアウトの機体を導入する計画で、以前は「Max 200」と呼んでいたものです。

参照資料:
EASA資料: https://www.easa.europa.eu/sites/default/files/dfu/Consultation%20-%20D-28%20MAX%20-%20For%20publication.pdf
TWITTER: https://twitter.com/AeroimagesChris