皆様お元気ですか? 色々と人生に変化がありブログも休憩しておりました。ふー。。。なになに?先週のボーイング の発表すら見ていなかったぞ!?
今年だけで737MAXの受注キャンセル800機?暫くニュースがないなと思いましたが、737MAXを虐め倒す以外に気になるニュースがございませんな。
ボーイング の6月の737引渡し機数は10機でそのうち旅客タイプは3機、残りは軍用です。
ボーイングはCOVID-19の影響もあり今年の前半戦の引渡し機数は70機となっており、昨年の前半引渡し数239機と比べると大きな減ですね。
因みに、ライバルのエアバスは6月に36機引き渡しており、前半戦196機となっています。
ボーイングは6月に767型機1機の注文をFedExから受けていますが、183機の受注キャンセルも記録しています。今年上期の受注機数は59機ですが、同期間のキャンセルはトータル323機となっています。
それ以外の6月の納入機は、P-8を2機、KC-46給油機1機、貨物機4機(UPS向け747、FedEx向け767型機2機、777F1機)、787型機3機(BA向け787-10、Westjt向け787-9)です。
737MAXの受注機数が減る中、ボーイング社のバックログは4,552機(内737MAX3,550機)となっています。一方エアバス社は7,584機(内A320シリーズ6,108機)となっています。
今後COVID-19による旅客の減少から、発注キャンセルは増えると思いますので、両社のバックログは引き続き減少していくと思われます。