Paris Air Show 2019 – 受注まとめ

パリエアショー 2019終了時の受注状況をまとめました。

エアバス50周年を記念する年でしたが、前回、前々回と比べると、全体的な受注数は低く、静かなショーでした。

全体的にはエアバスが受注数を伸ばし、合計388機の受注をしました。対してボーイングは合計232機の受注、そのうちの200機はIAGからの発注で、受注数ではエアバスに及ばなかったものの、ショーの話題ではボーイングがさらってしまいました。

試合勝者はエアバス、MVPはボーイングというところでしょうか。

エアバスは、ショー初日にA321XLRを発表し、新規とスワップ含めて230機(152+78)の受注となっています。

機体サイズとしては、A320やB737などナローボディー(単通路機体)が558機で、787や777などのワイドボディー(複通路機)に関しては62機という結果でした。A330neoもワイドボディーに含まれていますが、一定数量のオーダーが入りました。