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空自F-35戦闘機がレーダーから消失 太平洋上で墜落

9日午後7時30分ごろ、航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが、同基地の東約135キロ付近の太平洋上を飛行中、レーダーから機影が消えたとのことです。墜落した可能性があり、乗員1人(40代の男性3等空佐との報道がなされている)が行方不明となっており、防衛省は救難機を派遣し、詳しい状況を調べています。

<アップデート 4/10/2019>

航空自衛隊は青森県沖で尾翼の一部を回収したとして、墜落を断定しました。また、今回墜落した機体は日本国内組立の初号機とのことです。機体番号は「79-8705」で、この機体は三菱重工業名古屋小牧南F-35最終組立・チェックアウト施設(FACO)で最終組立が行われ、2017年6月、名古屋FACOで関係者にお披露目で使用された日本で製造した初号機です。この機体は、アメリカに移送され、ロッキード・マーティンの完成検査も受けた機体です。

<アップデート終わり>

空自によると、F35Aは夜間の対戦闘機戦闘訓練をするため、午後7時ごろ4機で三沢基地を離陸し、その後、消息を絶った模様です。

 F35Aはつい先日、今年3月に12機、80人態勢で飛行隊が新設されたばかりで、本ブログでも取り上げたばかりでした。政府は将来的にF35Aを計105機配備することにしており、調達に影響する可能性もあります。防衛省は当面の間、F35Aの飛行を停止する方針を示しています。

F-35の運用が始まった約12年間で、墜落事故は今回を含め2回で、しかし、この2回は過去8ヶ月間に起きています。1回目は、米海兵隊のF-35Bがサウスカロライナ州ビューフォート海兵隊基地近くで昨年9月に墜落しました。この時は燃料系の不具合が指摘されています。

F-35の緊急脱出に関しては、今回は夜間に洋上であることや、元々F-35パイロット用のヘルメットが重量があり、射出座席の衝撃で頚椎損傷のリスクも指摘されています。パイロットの無事を祈るばかりです。

https://www.mod.go.jp/asdf/news/houdou/H31/310409_2030.pdf

Japanese Air Self Defense Force F-35 (Image credit: Lockheed Martin)