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F-35の更なる採用国 – More countries to join F-35 club

Military_MaterialによるPixabayからの画像

米国議会下院へ提出された証言書類によると、国防総省のF-35プログラム統括官を務めるマット・ウィンター海軍中将はギリシャ、ポーランド、ルーマニア、スペインを含む国々へのF-35の販売を検討していたと述べたことをロイター通信が確認しています。

これらの国では、現在どのような状況か、少し調べてみました。

<ポーランド>

ポーランドは最大32機のロッキードマーチンF-35戦闘機の購入に向けてのプロセスを進める方向であることを、ポーランド国防大臣がコメントしています。

非公式に、初回の発注は16機のF-35になるとの情報もあり、最大で48機の機体数の規模となる可能性もあります。

現在、ポーランド空軍のMiG-29戦闘機とSukhoi Su-22地上攻撃機を更新する次期戦闘機の選定”Harpia”(オウギワシは、タカ目タカ科に属する鳥類の一種)プログラムが進められており、マルチロール戦闘機の選定を行っていくようです。高い電子戦能力も要求の中に盛り込まれているとのことで、複数のメーカーが提案していくものとみられます。

欧州はEurofighter Typhoon、ボーイング社はF-18E、F-15、電子戦機としてEA-18G、ロッキードマーティンはF-16 Block 70/72もしくはF-35、スウェーデンのグリペンE等が売り込みをしています。

<シンガポール>

シンガポールも先月少数の機体を試験的目的で購入する計画があることを表明しています。計画されている機体は4機で、8機のオプション付きです。シンガポール国防省は”フルフリートの決定をする前に、試験的に購入し決定する。”とのコメントが出ていました。

シンガポールは1998から使用しているF-16の退役が2030年に予定されているため、その後継機を決める必要がありました。今回の発表でほぼF-35に決定となるでしょう。

シンガポールは63個の島があり、全て合わせて721.5㎢(現時点では。年々拡大している。)の島国です。日本の奄美大島の大きさと同じくらいです。その島に四つの基地を持っており、それ以外にフランス、米国、グアム、オーストラリア、南アフリカ、マレーシアなどの基地を、駐留先もしくは訓練場所として使用しています。ニュージランドとも協議中です。

<スペイン>

スペインは他の国ほどF-35取得に向けて積極的なニュースはありません。どちらかというと米国が売り込みをかけている状態でしょうか。スペイン海軍で保有する17機のAV-8Bハリアーの後継機にどうですか?というところだと思います。ただ、スペインのAV-8Bハリアーは機齢が比較的若くあと10-15年は使用できるため、直ぐに決めなければという状況では無いようです。ただし、現在の彼らが保有する能力を将来的に維持する計画であれば、AV-8Bの後継となり得るのはF-35Bのみであるため、購入のニュースも時間の問題でしょう。無人機に置き換えなどの方針にならない限りは。。

終わり