オーストラリア空軍のロイヤルウィングマン–先進開発プログラムは大幅な進歩を遂げ、最近で同プロジェクトで組立中の機体胴体へ動力投入に成功したとボーイングとボーイング・オーストラリアのウェブサイトで4月9日付けで発表されています。
これに続き、最近「weight on wheels」マイルストーンを通過しました。これは胴体が完成し、胴体内のシステムの設置、機体の着陸装置の機能テストが成功したことになります。weight on wheels」はそのままで、機体自身の降着装置で機体を支えましたということです。
2019年2月のアバロン航空ショーで技術実証の取り組みとして明らかにされたこのロイヤル・ウィングマンプログラム(Airpower Teaming System)の取り組みは、有人のボーイングF / A-18FスーパーホーネットおよびロッキードマーティンF-35Aと連携して、いわゆる忠実なウィングマン(僚機)を使用する可能性を評価するものです。
今年後半に飛行するという目標に向けてペースを上げ続けているようです。
この機体はオーストラリアで製造されていますが、どの工場で製造しているかは機密扱いとなっています。
機体長は38ft(11.6m)あり、2,000nm(3,704km)の航続距離が見込まれるマルチロール無人戦闘機ですが、この機体を使用することで、有人戦闘機ではハイリスクなミッション、強行偵察や攻撃などに無人機を使用するための研究が進められています。
ボーイングでは将来的に世界中のユーザーに対してこの機体を販売する計画です。
参照リンク:
https://www.boeing.com/