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Boeing プログラム別アップデート 06252020

 NMAは事実上無くなり、COVIDが世界中の空の旅をフリーズさせ、新規機体への発注も聞かれなくなった今日この頃。ボーイング社のプログラム別アプデートを久しぶりにメモしておきます。
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航空ニュースアップデート COVID-19

 外出を避け、自宅で小動物を飼いはじめましたら見事にお世話にハマり、書くネタもあまり無いのでアウェイになっておりました。  国土交通省の「国土交通月例経済」2020年4月号によると、3月の国際線旅客数の速報値は45万2000人(前年同月比72.9%減)、国内線は416万3000人(53.9%減)で、2カ月連続で前年を下回っています。 旅客業界が先ず打撃を受けていますが、航空機製造業も厳しい状況です。
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今後の大型機需要

 先日、ボーイング777-9の試験2号機"WH002"が初飛行しました。747が去りゆく中、今後ボーイングが製造する機体として最大サイズの大型機になるわけですが、COVID-19の発生前から受注は伸び悩んでいました。昨年は受注機数よりもキャンセルのニュースネタばかり見たような気がします。エアラインからの大型機のニーズが鈍っていた中で、今回のCOVID-19が発生しました。ボーイングも大型機の減産を発表し、生産レートを現在の777&777X併せて月産5機から、来年以降はこれを3機にすると発表しました。
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レビュー 第1四半期&787と777月産レートダウン

 ボーイング社とエアバス社の第1四半期決算報告が発表されました。
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787-3 NMAとして再検討?

 振り出しに戻ったNMAに関して、色々とメモして勉強してきました。767のエンジン換装案などもありましたが、今回メモしておくのは787開発当初検討され、採用される事は無かった787-3に関して。 NMAに関しては当初2025年をEISとしていましたが、現在の新機種開発〜FAAによる認証取得の時間を考えるとスムーズに進んでも7年前後はかかります。そんなスムーズなプログラムは聞いたことありませんが。。。ビッグマイナーチェンジの777Xもローンチが2013年秋で、初飛行が先日で、EISまで8年程かかるはずです。
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2020年 航空機主要メーカーOutlook – Airbus

 2019年はボーイング が全てのヘッドラインを奪い、その裏でエアバスは比較的好調な年を過ごしました。2020年はどのような年となるのでしょうか?各社のOutlookを簡単にまとめてみます。 Boeing Airbus Embraer その他 Airbus A220 今年はエアバスが米アラバマ州モビールに立ち上げたA220の最終組立(FAL)が始まる年です。 Airbusは「A322」という機体をボーイングのNMA計画がローンチされた場合の対抗機種として計画しています。この機体は - 胴体ストレッチ、新しい主翼デザイン、新型エンジンを採用した「A321 Plus」とも言われています。A320に対しても「Plus」バージョンは計画されています。
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2020年 航空機主要メーカーOutlook – ボーイング

 2019年はボーイング が全てのヘッドラインを奪い、その裏でエアバスは比較的好調な年を過ごしました。2020年はどのような年となるのでしょうか?各社のOutlookを簡単にまとめてみます。 Boeing Airbus Embraer その他 Boeing 737MAX これを書いている時点で、生産はストップしています。昨年3月13日から10ヶ月近く飛行停止になった状態で、生産を昨年末まで続け400機近くの機体が完成した状態で保管されていることになります。
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ボーイングが737Maxの生産削減や停止のニュース

特にサプライズでもないですが、ニュースヘッドラインにあがっていたので。。。 米ボーイングは、2件の墜落事故を起こした「737MAX」の運航再開を巡る不透明感が高まる中、同型機の製造を休止または縮小することを検討している。16日にも結論を公表する可能性があると事情に詳しい関係者らが明らかにした。 と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えています。
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ボーイングNMA、FSA、、、

 12月4日、米ユナイテッド航空(United Airlines)は3日、古くなったボーイング(Boeing)757-200型機と置き換えるために、エアバス(Airbus)A321XLR型機を50機注文したと発表しました。 一方で、以前から言われていたFSA(Future Small Airplane)と呼ばれる別の新しい機体に関してもアメリカ、ヨーロッパ、リース会社のオペレーターに対して、マーケット調査が行われています。この機体は、737Max8よりも大きく、180から210席ほどの規模の機体と言われています。737Max 10があるのにこの話が出てくるということは、737Maxの後継機開発する方向も探っていると思われます。
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エアバス社次世代機翼開発 – WoT

先日の記事でも次世代機開発プログラム ー Wing of Tomorrowに関連した記事を書きましたが、どのような機体開発を目指しているのか、2019年10月末時点で、インターネットをサラッと検索してわかる範囲でまとめてみました。メモまで。 目指すところ このプログラム名Wing of Tomorrowの名前にある通り新しい翼を開発しています。この翼はエアバスが目指す次世代単通路機(Next-generation single-aisle aircraft)に採用されます。