RAAFを退役するF/A-18クラシックホーネット Air USAへ

A Royal Australian Air Force No. 77 Squadron F/A-18A Hornet taxis onto the Andersen Air Force Base runway during Exercise Cope North 20 in Guam.
    Photographer: CPL David Said Copyright: © Commonwealth of Australia, Department of Defence

 オーストラリア空軍(RAAF – ウィリアムタウン空軍基地)は、引退したF/A-18A/Bクラシックホーネットを米国の民間航空戦闘訓練会社Air USAに売却することに同意しました。
米国に拠点を置くAir USAは、46機のF/A-18A/Bクラシックホーネットを受け取ります。これらの機体は、米空軍にさまざまな訓練サービスを提供するために使用されます。
Air USAのウェブサイトでは、現在保有する機体に関して:
Aero L-39
L-59 Albatros
BAE Systems Hawk
Dassault Alpha Jet
Mikoyan MiG-29
となっています。

Air USAへの引渡しに先立ち、機体はウィリアムタウン空軍基地で修理、または整備され引渡し準備を行います。これには約3〜4年かかります。

RAAFのクラシックホーネット部隊は、第5世代戦闘機であるF-35A戦闘機に徐々に置き換えられますが、それまでの間、この機体引渡し契約により、機体整備関連でオーストラリアのニューサウスウェールズハンター地域に24種の新たな雇用機会も提供します。これまで30年間程、同機体を整備してきた地域防衛産業の能力を示すものともなります。

A Royal Australian Air Force No. 77 Squadron F/A-18A Hornet taxis onto the Andersen Air Force Base runway during Exercise Cope North 20 in Guam.
    Photographer: CPL David Said Copyright: © Commonwealth of Australia, Department of Defence

RAAFは現在、72機のF-35A戦闘機を導入する計画です。72機の機体は、RAAFのウィリアムタウン基地とティンダル基地、ウィリアムタウンのトレーニング飛行隊を含む計3つの部隊で使用されます。2019年12月、RAAFは7機のF-35A戦闘機の引渡しを受けており、2020年1月現在、F-35Aを20機受領しています。2023年までに全機を受領し、3年以内に既存の戦闘機部隊を転換する計画です。

An F-35A Lighting II prepares to launch for No. 2 Operational Conversion Unit’s first mission from RAAF Base Williamtown.
Photographer: CPL Melina Young Copyright: © Commonwealth of Australia, Department of Defence

日本の航空自衛隊で運用しているF-15″クラシック”はどうなるんでしたっけ?アメリカにへ売却の話は。。。

参照リンク:
https://www.airforce.gov.au/
https://air-usa.com/