Adaptive Engine – アダプティブ・エンジンについて
数年前から開発が進められている新しいスタイルのエンジン「Adaptive Engine」ーアダプティブ・エンジンに関してメモ。
なんぞや?どんな仕組み?(ターボファンエンジンの基本的な仕組みをご理解の上で)
搭載されるとどんな性能向上が?
なんぞや?どんな仕組み?
アダプティブエンジンは、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで機能します。
これはこれまでのターボファンエンジンには無かった新たなエアフロー経路をエンジンに設けて、クルーズモードで飛行しているときに、この3番目の経路を開くことにより、タービンコアをバイパスするエアフローを変化させることで可能となります。
コアのエアフローとバイパスのエアフローに加えて、この3番目のエアフローは、推力を発生させるエンジン効率を高め、エンジン内の新しいヒートシンクともなります。
その結果、エンジンは、ある状況ではターボジェットのハイパワーを発生させることもでき、クルージング時には高バイパス比のターボファンエンジンの燃焼スタイルに変更することができます。