新造機体需要の減少をうけ、ロシアの世界最大級チタン生産企業であるVSMPOアヴィスマ社(VSMPO-Avisma)はチタン生産量を今年約3分の1に削減します。
同社はGEやボーイングなど、多くの大企業と取引する主要サプライヤーで、着陸装置や翼構造体、エンジンパイロンなどへの材料を提供しています。売上の80%をチタン製品が占めています。
COVID-19の影響により新造機への需要が減少し、生産需要が枯渇した為、計画していた3,9000tから26,500tへとチタン製品の製造を削減します。
また、同社グループが製造するスポンジチタンに関しても、44,000tから35,000tへと減産します。
VSMPOアヴィスマ社は、投資プログラムを延期し、非生産コストを削減すること、および生産レベルに合わせるために、短い稼働日と給与削減を導入することも検討しています。
参照リンク:
http://www.vsmpo.ru/ru/pages/Novosti