Nobu Sato - Naviator

Aerospace

米空軍C-130輸送機100機以上が飛行停止 – クラック検査の為

米空軍航空機動軍団(Air Mobility Command)は保有するC-130Hercules輸送機450機のうち123機に関して、飛行停止すると発表しました。 これは定期検査を受けていた機体で、中央翼と主翼の接合部位(通常rainbow fittingと呼ばれる部位)下部にクラックが見つかった為です。(元々はこの部位は疲労を受ける部分でもあり、Service Bulletinが発行されていたアイテムではあります。)
Aerospace

空自がF-35Aに導入希望している自動地面衝突回避システム Auto-GCASについて

航空自衛隊三沢基地所属の最新鋭ステルス戦闘機「F-35A」の墜落事故で、空自は9日、調査結果を公表しました。6月に公表した中間報告と同様、機体に不具合は確認されず、操縦士が機体の姿勢を認識できなくなる「空間識失調(バーティゴ)」に陥ったこと...
767

KC-46A空中給油ブームアクチュエーター再設計に$55.5M

ボーイング社はKC-46A空中給油機(ペガサス)に関して5550万ドルの変更契約を受けました。この契約は空中給油用ブームアクチュエーターの再設計に必要となるハード・ソフトウェアへの費用です。(初回2100万ドルの支払の後、契約内容が固まり次...
Aerospace

ロシア国防省 S-70無人攻撃機の初飛行動画公開

ロシア国防省はロシア軍が開発中のステルス無人攻撃機「Sukhoi S-70オホートニク(Okhotnikもしくは”Hunter-B”)」が8月3日に初飛行した様子を、8月7日動画にて公開しています。(本文最後に動画貼り付け) この無人機の開...
AARGM-ER

F-35ウェポンベイ改修 – 新型ミサイルの搭載や搭載量アップへ

ロッキードマーチン社はF-35戦闘機ウェポンベイ改修の契約を米国防省と交わしました(2019年7月18日)。契約完了時期は2022年7月となっています。 このウェポンベイ内部の胴体バルクヘッド(Station 425)の改修となるようですが...
737MAX

ジェットエンジン – ターボファンエンジン燃費効率

ボーイング787やエアバスA350は皆さんもご存知の通り複合材を多用した飛行機としてゼロから作った飛行機です。 しかし、787とA350以外で近年デビューした旅客機の多くは、A320neoや737Maxのような、これまで飛んでいた飛行機に新...
Aerospace

KAL-ASD(大韓航空航空宇宙部門) MD500ヘリコプター無人飛行に成功

KAL-ASD(大韓航空航空宇宙部門)はMD500ヘリコプターをベースにした無人機型500MD(KUS-VH)を初飛行させました。これは既存有人機を無人機運用するプログラムの一環としてKAL-ASDが行なっているものです。 初飛行は韓国高興...
737MAX

A321neoに続きA320neoでも飛行制御プログラムに不具合

エアバスは、A320neoの飛行制御システムにおいて、新たな潜在的脆弱性を見つけたとのことです。これは先日ニュースとなったA321neo上のエレベーターとエルロンコンピューターでの動作上の問題がありましたが、別の新たな問題となります。(似た...
737-10

737MAX生産一時中止も ボーイング近況

7月25日2019年 ボーイング関連アップデート メモ 737MAX 777X NMA 737MAX ボーイングのデニス・マレンバーグ会長、社長兼CEO(最高経営責任者)は7月24日に行われた決算会見で、737 MAXについて、運航停止が長期化した場合に生産を一時停止する可能性があることを明らかにしました。
737-10

旅客機引渡しスケジュール予想 2019-2029

今後10年間で16機種程の旅客機がデビューし、航空会社に引き渡されていく予定です。(ボーイングがNMAをローンチするとした場合です。)それぞれの年にどの様な機種が予定されているのか整理してみます。 因みに、航空ニュースを見ているとEISとい...