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A-4AR Fightinghawk

アルゼンチン空軍 IA-58プカラを改修

 アルゼンチン空軍は保有するIA-58 Pucara「プカラ」に関して、複数の機体をISRミッションに対応する機体へと改修し、一部の機体をIA-58 Fenix「フェニックス」と改名します。 FMA IA-58 プカラ(スペイン語: FMA IA-58 Pucará)は、アルゼンチンのアルゼンチン軍用機製造工廠(FMA)が開発したCOIN機で、対ゲリラ戦やフォークランド紛争で実戦を経験しています。 初飛行は1969年で、1975年に引き渡しが行われ、1999年まで計148機が製造されました。25機程のIA-58が現存するようです。 アルゼンチン空軍は、いくつかの改修を施しながら今後15〜20年程は、引き続きこの機体を維持・運用する計画です。
737MAX

Boeing 737NGで「Pickle forks」にクラックが見つかる (2)

 FAA(連邦航空局)はBoeing 737NGの機体にクラックが見つかったとして同型機を運用するエアラインに向けAirworthiness Directives (ADs、耐空性改善通報) を出しました。クラックが見つかった場所は「Pickle forks」と呼ばれる胴体と主翼接合部に使用されるジョイント部位で、飛行中に同部位を曲げようとするストレス、トルク、空力に耐えている部位となります。 このニュースに関してアップデートします。(初回の記事) 今回の不具合の見つかった機体のPickle forkですが、前回詳しく書きましたが、左右前後一箇所づつが中央翼と胴体を接合する部分で使用されており、クラックが見つかったのは、後部のどちらかから発見されているようです。
Aerospace

フィリピン空軍UH-1飛行復帰へ 日本からのスペアパーツを使用

 フィリピン空軍(PAF)の第205戦術ヘリコプター部隊のUH-1「ヒューイ」ヘリコプター合計7機は、今年3月に日本政府から譲渡されたスペアパーツの使用により、飛行再開しミッション対応可能になると、PNA(Philippine News Agency)で明らかになっています。 発表の中で、検査チームがスペア保管庫から7機のヘリコプターを運用状態に戻すのに必要なアイテムを見つけたようです。
Aerospace

極超音速ミサイル機動にトンボのアルゴリズム

極超音速ミサイルがトンボと同じくらい効率的に獲物を狩ることを可能にするアルゴリズム  トンボは獲物の95%を捕まえ、捕食者の1つとして生き物のトップクラスに指定できます。トンボの技術をミサイルに適用する方法は?National Defenseに興味深い記事がありました。 春と夏によく見られるトンボは、より正確で機動性のあるミサイルを開発するための鍵になるかもしれません。 この生物は獲物の95%を捕まえることができ、世界のトップ・プレデターの1つです。
737-10

ボーイング新中型機(NMA)の状況 (4)

 4月中旬にボーイング新中型機(NMA)の状況 (3)を書いてからしばらく経ちましたので、ボーイング新中型機(NMA)の状況 (4)を書いてみようと思います。 NMAのアナウンスはいつ? 日本はNMAにどれだけ絡めるか? 今年のパリエアショー前後でAIRBUSのA321XLRに関して、NMAの対抗機種として検討されていることが話題になりました。それから数ヶ月経ちましたが、特にBoeingからNMAに関して「検討しているが、737Maxが最重要課題である」という以外の発言以外はニュースになっていません。(私が見ているニュースレベルですが...)
360 Invictus

Bell 360 Invictus 米陸軍将来攻撃偵察機FARAコンセプト公開(2020/2/5一部更新)

ベル社はニュースリリース、米陸軍の将来型攻撃偵察機(FARA:Future Attack Reconnaissance Aircraft)プログラム向けの機体コンセプトを公開しました。他の候補メーカーのコンセプトと比べるとコンベンショナルなデザインとなっています。 来年競合2社に選ばれた場合、製造開始して初飛行は2022年の秋を目指しています。 このBell 360 Invictusは、現在開発中で2015年に初飛行し飛行試験を現在も行なっているBell 525 Relentlessのローターシステム技術を使用するようです。Bell 525 Relentlessは陸上と沖合の油田との間の人員輸送を主な目的としている16人乗りの機体です。
Aerospace

LMT インドでF-16戦闘機主翼製造 2020年から

Lockheed Martin社は来年からインド南部のテランガーナ州の州都ハイデラバードにある施設(Tata Advanced Systemsとの合弁会社)からF-16戦闘機用主翼の供給を開始します。将来的には世界中で販売される全てのF-16の主翼がこの工場で製造されることになります。 Lockheed Martin社は、インド空軍に114機の戦闘機を供給するために150億ドル以上と推定される契約に入札しており、F-16生産ラインを米国からインドに移すことを提案していました。 インド空軍にはF-16戦闘機のアップグレードバージョンであるF-21と呼ばれる機体を提案しています。
737MAX

Boeing 737NGで「Pickle fork」にクラックが見つかる (1)

FAA(連邦航空局)はBoeing 737NGの機体にクラックが見つかったとして同型機を運用するエアラインに向け機体検査指示を出しました。クラックが見つかった場所は「Pickle forks」と呼ばれる胴体と主翼接合部に使用されるジョイント部位で、飛行中に同部位を曲げようとするストレス、トルク、空力に耐えている部位となります。
Aerospace

S-70ステルス無人攻撃機 Su-57ステルス戦闘機と編隊飛行(動画)

ロシア国防省はロシア軍が開発中のステルス無人攻撃機「Sukhoi S-70オホートニク(Okhotnikもしくは”Hunter-B”)」が9月27日にSu-57ステルス戦闘機と飛行する様子を動画にて公開しています。 この無人攻撃機の運用方法...
Aerospace

F/E/A-18 ミッション能力80%達成 

米海軍(USN)のボーイングF/A-18E/FスーパーホーネットとEA-18Gグロウラーは、昨年ミッション遂行能力は約50%でしたが、昨年9月のマティス前国防長官が各軍の戦闘機稼働率に関して求めていた、80%のミッション遂行能力を越える事が出来たと米海軍は伝えています。これにより343機のF/A-18E/Fスーパーホーネットと95機のEA-18Gグロウラーがミッション遂行能力を備えた状態となります。