航空宇宙

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「Wing of Tomorrow」- 大韓航空とSpirit社が加わる

大韓航空はエアバスの「Wing of Tomorrow」プログラムに参画する契約を締結しました。(6月19日付) 「Wing of Tomorrow」はエアバスの次世代高生産翼開発プログラムで、航空機の翼の生産を迅速化し、コスト低減の為の最善の材料とその製造プロセス、組立技術を追求することで、航空機の空力と環境効率の改善を主な目標としています。
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Kratos XQ-58A 2回目の飛行成功

アメリカのKratos社のXQ-58Aが、2度目のフライトを無事に終えたようです。6月11日に行われ、飛行時間は71分間でした。(Yuma Proving Grounds, Arizona.)(3月初飛行時の記事)全5回計画されている飛行試...
737MAX

Boeing 737Max 改名?

今回のパリエアショーは機体受注ニュースに関しては、2015、2017と1200機ほどを記録していた時と比べ、(これを書いているトレードデイ終了時点で)860機ほどとなっており、比較的静かでした。 737MAX墜落事故の影響や、米中貿易戦争の...
777X

Boeing 777X 1st Taxi Test

ボーイング777Xがペインフィールド空港にて初の地上滑走テストを行った様子を各メディアで見ることができます。 テストは様々なスピードでの滑走試験と、ブレーキのテストが行われたと思われます。 数日前にはランプにて翼端のウィングチップを伸ばす模...
A220

三菱重工がボンバルディアCRJ事業買収交渉中

パリエアショー前のこの時期は色々ニュースが盛りだくさんですが、その中でも、昨日からニュース各紙で一斉に取り上げられたのが、三菱重工がカナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルティアの小型ジェット旅客機「CRJ」事業の買収に向けて交渉を進めていると...
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電子戦機(1) – EA-18G Growler Block IIアップグレード

(1) - EA-18G Growler Block IIアップグレード 5月末には更新プロジェクトの計画が米海軍から発表され、EA-18G電子攻撃機の「Block II(ブロック2)」規格へのアップグレードが正式にローンチされました。
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電子戦機(2) – 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力

←(最初の記事「(1) – EA-18G Growler Block IIアップグレード」に戻る) (2) - 電子戦機の今後 と日本の電子戦能力 ー電子戦攻撃機の今後ー 米海軍が取得するEA-18G グラウラーは当初90機でしたが、空軍が陸上配置の電子攻撃機の採用を見送ったため、160機を海軍が用意する結果になりました。 過去10年以内に配備されたということもあり、海軍機の中で機齢も若く、5000時間以上の飛行時間を各機体が有していると見られますので、Block IIへのアップグレードは確実に行われるものとみられます。しかし、その後に関しては不透明です。 この電子戦攻撃というコンセプトも、味方、敵両サイドのテクノロジー進歩で、非ステルス機で有人電子戦攻撃機であるEA-18Gグラウラーの必要性と能力に関して将来性に疑問符がつきます。その主な要因として: ・ F-35の出現 ・ スタンド・オフ兵器の導入 ・ 高出力化 があります。
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日本にE-2Dアドバンスド・ホークアイ初号機を納入

ノースロップ・グラマン・コーポレーション(以下ノースロップ・グラマン)は自社HPで5月月31日、E-2D先進型ホークアイを航空自衛隊に初納入したと公表しました。 引き渡しは3月29日(金)で、これを前に2018年12月から空自はE-2Dの飛...
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F-35生産機数は4,600機を超える可能性

LM社CEO Marillyn Hewson氏は5月29日に行われた投資家向けのコンファレンスで、同社のF-35 Lightning II戦闘機に関して、多くの国が導入に関心を示しており、受注数はこれからも増えていくであろうとコメントしています。 現在、購入を検討している国々の機数と受注数は3,200機程となっています。今後この数は更に増える見込みで、製造機数は4,600機程まで増加すると予想されます。
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ポーランドもF-35購入に向けLORを発行

ポーランドのブワシュチャク国防相は自身のTwitterアカウントで、ポーランドが次期戦闘機にF-35を購入検討していることについて述べています。ポーランド空軍のMiG-29戦闘機とSukhoi Su-22地上攻撃機を更新する次期戦闘機の選定”Harpia”プログラムが進められており、マルチロール戦闘機の選定を行っていましたが、今回は改めて国防相からのコメントで、F-35が本命であることを裏付ける形となりました。