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レオナルド 米国国防総省とTH-73Aヘリコプター32機の契約

 Leonardo社は、AgustaWestland Philadelphia Corp.を通じて、32機のTH-73Aヘリコプター、初期スペア、サポートおよび専用機器、および特定のパイロットおよびメンテナンストレーニングサービスの生産と納入について、$176Million(約193億円)の固定価格契約を締結しました。この契約に関しては主にレオナルドのフィラデルフィアの施設で行われ、2021年10月に完了する予定です。

同機体はレオナルド社TH-119単発ヘリコプターの事で、海軍向けとしてTH-73Aと呼ばれています。エンジンはPratt & Whitney PT6B37Aターボシャフトエンジン(1,000shp (746kW))が使用されます。

この機体は現在米海軍と海兵隊で使用されているBELL206の派生型TH-57 シーレンジャー(TH-57 Sea Ranger)の後継機なる機体で、最終的に130機(約706億円)が運用される予定です。130機が完了するのは2024年の予定です。

運用開始となった際には、フロリダ州ミルトンにある海軍航空基地ホワイティングフィールド(Naval Air Station Whiting Field)で米海軍、海兵隊、米沿岸警備隊の数百人のパイロット訓練生の為に使用されることになります。運用期間は〜2050年以降となっています。

今回の訓練機選定には、その他の候補としてベル社407GXiとAIRBUS社H135などが競合していました。
ベル社407GXiは4枚羽のロングレンジャーでカナダのミラベルで製造されています。AIRBUS社H135に関しては、ミシシッピ州コロンバスの工場で製造されており、米陸軍用UH-72A Lakotaも製造されています。
この選定で勝利する為、レオナルドは2019年7月にTH-119ヘリコプターが米連邦航空局(FAA)よりIFR(計器飛行)追加型式設計承認を取得しました。単発ヘリコプターでIFR要件に合致した機体は少なく、アピールポイントになっていました。

2018年の9月にAW139が米空軍向けに核ミサイル施設の防衛を担う新型ヘリコプター「MH-139A」84機を調達したのに続く、大型の契約となりました。

参照リンク:
https://www.leonardocompany.com/en/press-release-detail/-/detail/14-01-2020-leonardo-awarded-contract-for-32-th-73a-helicopters-by-u-s-department-of-defense
https://www.bellflight.com/products/bell-407/navy-trainer