737MAX Spirit社 Bombardier社航空機関連工場買収 – 補足 Spirit社によるBombardier社航空機関連工場買収ニュースに関して追加メモ 10月31日に発表されたこのニュースですが、スピリット社が一度は手放したビジネスジェット事業に戻ったことになります。また、ボーイングvsエアバス機体関連の製造比率も変化しますので、メモ追加します。 今回の買収で旅客・ビジネス機の中でも最新鋭の機体製造にスピリット社が加わる事になります。 2019.11.04 737MAXA220A320neoA330-800neoA350AerospaceBoeingBombardierF-35ASpiritAeroSystems
737NG Boeing 737NGで「Pickle forks」クラック(Update) ボーイング社737NGシリーズの機体で「Pickle forks」と呼ばれる胴体と主翼接合部に使用されるジョイント部位でクラックが見つかった件に関してアップデートします。 これまで検査した約1,000機の737NGの内、50機が飛行停止(Grounded)となっています。 クラックの詳しい内容については、過去の記事を参照ください。 2019.11.01 737NGAerospaceBoeingFAA航空宇宙
A220 Bombardier社航空機関連工場 Spirit社へ売却 Spirit社によるBombardier社航空機関連工場とAsco社買収関連ニュース カナダ航空機大手ボンバルディア社は10月31日同社のプレスリリースで、同社の航空機関連工場の一部について米国スピリット社(Spirit AeroSystems)へ売却に合意したと発表しました。今回の売却は長くから買い手を探していた、英ベルファストとカサブランカ(モロッコ)の航空機部品&主翼製造工場とテキサス州のMROメンテナンス部門です。(英ベルファスト工場はエアバスA220主翼工場で、モロッコは航空機部品製造工場。) 2019.11.01 A220A320neoA330-800neoA380AerospaceairbusAIRBUS320neoBoeingBombardierSpiritAeroSystems航空宇宙
Aerospace 三菱航空機 TSH社との契約の解消 三菱航空機は、傘下に 3 社のリージョナル航空会社を有するトランス・ステーツ・ホールディングス社(TSH)との契約(Mitsubishi SpaceJet M90: 確定50機、オプション50機)を解消することを発表しました。両社の緊密な協議の結果、現行の契約内容は、米国市場の要求(スコープクローズ)を満たさないことを理由に、本契約を解消することが決定されました。なお、今後の議 論は、スコープクローズに適合するSpaceJet M100 に焦点を当て実施されることとしています。 2019.10.31 AerospaceM100M90MHIMITAC航空宇宙
Aerospace LMT F-35調達コスト12.7%減へ 米国国防総省F-35ジョイントプログラムオフィスとロッキード・マーティンは10月29日、478機のF-35戦闘機各型をF-35戦闘機プログラム史上で最低価格となる340億ドルで契約しました。この契約には生産ロット12から14までの全てのF-35プログラムにおける米国向け291機、英国等の国際パートナー向け127機、日本や韓国を含む外国軍向けへの販売機60機が含まれています。 2019.10.31 AerospaceDODF-35AF-35BF-35CJASDFLMTlockheed martinMODUSAFUSMCUSN航空宇宙
Aerospace 米国務省 航空自衛隊F-15改修用機器売却承認 以前から話題になっていた航空自衛隊保有のF-15戦闘機の能力向上に関して、米国務省が最大98機の改修に必要な関連機器の売却を承認しました。費用は45億ドル(4900億円)。主契約社はボーイング社となり、日本国内の下請けは機体をライセンス生産した三菱重工となります。 国防総省傘下の国防安全保障協力局は「主要な同盟国の安全保障を向上させ、米国の外交政策と国家安全保障を支える」としています。 2019.10.30 AerospaceBoeingDODF-15F-15IF-15JF-15XIRSTJASDF航空宇宙
Aerospace KC-46A空中給油・輸送機 ー アップデート 安全に重大な危険を及ぼすと考えられる「カテゴリー1」の欠陥を抱えるKC-46Aですが、FlightGlobal誌で状況がアップデートされていました。 2019.10.29 AerospaceBoeingKC-46AUSAF航空宇宙
777X エアバス社次世代機翼開発 – WoT 先日の記事でも次世代機開発プログラム ー Wing of Tomorrowに関連した記事を書きましたが、どのような機体開発を目指しているのか、2019年10月末時点で、インターネットをサラッと検索してわかる範囲でまとめてみました。メモまで。 目指すところ このプログラム名Wing of Tomorrowの名前にある通り新しい翼を開発しています。この翼はエアバスが目指す次世代単通路機(Next-generation single-aisle aircraft)に採用されます。 2019.10.29 777X787A350AerospaceairbusAIRBUS320neoBoeingGEGE AviationGKN AerospaceKoreanAirLinesNorthrop-GrummanSpiritAeroSystemsWingOfTomorrow航空宇宙
Aerospace GKN社 AIRBUSーWing of Tomorrowプログラム 翼スパー製造用ツール納入 GKN社のウェブサイト ニュースリリースから 注目する点として: エアバスーWing of Tomorrow 向けに設計製造した翼スパー製造用の中規模サイズ(4M)のデモンストレーターツールを納入。 複合材製の機体主要構造部品製造、それも比較的大型のパーツ製作にRTMーResin Transfer Moulding技術を使用するという点。 英国の航空宇宙分野の研究機関である「 Aerospace Technology Institute」などの資金サポート(£24.4 million=約34億円)を受けており、低コストでの製造技術と翼スパーの大幅な重量減を達成する研究がなされている。 2019.10.25 AerospaceairbusResin Transfer MouldingRTMWing SparWingOfTomorrow航空宇宙
Aerospace 三菱航空機「スペースジェット」初号機納入延期へ調整 10月19日付の日本経済新聞によると、三菱航空機は開発中のスペースジェットM90の初号機納入について6度目の延期に向けて調整に入ったようです。「6度目」でもう慣れてきたので、ここではスペースジェット「初」の延期としてフレッシュな感じに書き換えましょう。 理由としては機体開発の遅れで国土交通省からの型式証明(TC)取得作業が長引いているためとのこと。機体開発の遅れの部分については、機体配線の部品不具合で長引いているようです。 この延期により最初の顧客であるANAへの引き渡しが2021年半ばにずれ込むようです。 2019.10.25 AerospaceFAAM90MHIMITACMRJ航空宇宙