ボーイング社737NGシリーズの機体で「Pickle forks」と呼ばれる胴体と主翼接合部に使用されるジョイント部位でクラックが見つかった件に関してアップデートします。
これまで検査した約1,000機の737NGの内、50機が飛行停止(Grounded)となっています。
クラックの詳しい内容については、過去の記事を参照ください。
飛行停止処置をとったエアラインのニュースでは、オーストラリアのカンタス航空が運行している75機の737-800シリーズの機体で、現在3機からクラックが見つかり、これらの機体を飛行停止しているとの事です。これらの機体の飛行回数は27,000サイクルあたりとのことです。FAAは30,000サイクル以上の機体に関して検査を徹底するようにしていますが、これを下回る飛行回数の機体でクラックが見つかっていることになります。